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放っておけばできる!ドラムチキンの煮込み

 

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突然ですが、皆さん、料理はお好きですか?私はこれでも結構、料理好きな方だと思っています。

ただし、何せいい歳をして、現在LAに語学留学中の身。日々の生活に追われて、正直、手抜きしたくなることも多々あるのが現状です。

でも、わがままな私としては、それでもやっぱり「オイシイ😋もの」が食べたい!しかも、もういい加減、いい歳なんだから、たまにはヘルシーなものも食べないとね〜。

と、自分に言い聞かせながら自炊をする日々でございます……。

ということで、今回は「私流ズボラ料理」のご紹介をさせていただきます。

第1回目の今日は「放っておけばできる!ドラムチキンの煮込み」。

料理時間は約40分(下ごしらえを省く場合は30分)。

これだけ聞くと、特別、時短料理ではありませんが、手をかけることはほとんどありません!文字どおり、ほぼ「放っておけばできる」んです。

材料も鶏肉、酒、塩のみ! まさに、シンプル・イズ・ザ・ベスト!

 

(ただし、圧力釜は必需品です。今、お持ちでない方、ゴメンなさい……。でも、圧力釜って、いわゆる料理だけじゃなく、ご飯が炊けたり、パスタやうどんなどを茹でる時の大鍋としても使えてとっても便利ですよ。特別高価なものである必要はありません。一家に一台所持してみてはいかがでしょうか?)

だから、その40分間のあいだにテレビを見るもよし、音楽を聴くもよし。もしくは、その他の家事をこなすもよし、お子さんやニャンコ、ワンコと遊ぶもよし、勉強するもよし……。

なんなら、やりきれなかった仕事を家に持ち帰って、片付けちゃってもいいかもしれませんね?

また、この料理のさらなる魅力は、いっぺんにたくさんの量を作って冷凍しておけば、いろいろな料理に応用できて、何度でも「飽きずに」食べられる!ところ。

しかも、アレンジ次第で、ガッツリ系にもあっさり系にも変幻自在なので、鶏肉が安い時に多めに買って作り置きしておくと便利ですよ!

よろしかったら、チャレンジしてみてくださいね!

 

 

放っておけばできる!ドラムチキンの煮込み

(調理時間約40分。下ごしらえ抜きなら約30分。)

1 まずは下ごしらえから。

オーガニックのパック入りドラムチキン。

オーガニックのドラムチキン。これ(800グラム強)で4.69ドルは安い!

材料のドラムチキン(手羽、もも肉などでも応用できます。ただし、胸肉やササミなどの脂身が少ない部位よりも、脂身が多い部位の方がしっとり、おいしく仕上がります。)約800グラムを沸騰したお湯に入れ、4〜5分煮てザルにあけ、さっと水洗いする。

(※鶏肉の臭みなどをとるために、この工程を一応入れましたが、「そんなの面倒!」という方は省いていただいても構いません。)

 


2 鶏肉にちょうどかぶるくらいの水、酒カップ1弱を入れて圧力釜をセットし、煮立ったら中火にして20分間煮る。

沸騰したお湯で3〜4分煮た後、軽く洗って鍋に入れたチキン

沸騰したお湯で3〜4分煮た後、軽く洗ったチキン。

酒と水の写真。

このタイミングに加えるものは酒と水のみ。

タイマーを20分にセット。

タイマーを20分にセットしたら、後は放っておくだけ。

この20分間は、ドラムチキンが骨から外れるか、外れないかくらいの柔らかさに仕上げるための目安の時間です(その他の料理への応用などを考えると、これくらいがベストかと思います)。

ただし、お好みに応じて軟骨の部分までトロトロに仕上げたい場合や、圧力釜の種類によっては、時間調整をしてくださいね。

 


3 塩を加えて鍋のフタをし、今度は圧力をかけずに10分間煮る。

20分後、脂をすくう前のチキンスープ。

20分後、脂をすくう前のチキンスープはこんな感じ。

 

20分経ったら鍋を火から外して圧力を抜き、浮いた油をすくい取る(鶏肉の油のコクがお好きな方は、この工程も省いてOK!です)。ヘルシーに仕上げたい方は、ぜひ行いましょう。

 

 

「粟国の塩」。

こだわりのお塩。100%海水を原料とする沖縄県産の「粟国の塩」を使っていま〜す。

 

タイマーを10分間にセット。

今度はタイマーを10分間にセット。ふたたび放っておくの巻。

このタイミングで、塩大さじ1弱を投入。鍋にフタをして、今度は圧力をかけずに中〜弱火(ごく弱めに煮立つ程度の火加減)で10分間煮ます。

 

火加減さえ調整すれば、またまた放っておいてOK!です。この間、ふたたび好きなことをやってください(笑)。

 

 

4  いともあっさり、完成です!

塩を入れてさらに10分煮込んだ完成形。

塩を入れてさらに10分煮込んだ完成形。スープの色が濃くなっています。

煮上がったチキンにはうっすらと塩味がついているので、そのままお酒のつまみにしてもよし!もちろん、ご飯のお供にもいいですよ。

ポン酢をかけたり、ごま油をちょっぴりまぶしてもオイシイです!

 

刻んだ長ネギを浮かべただけのシンプルスープ。

刻んだ長ネギを浮かべただけのシンプルスープ。これがまた、濃厚でオイシイ!


スープはこんなふうにねぎを浮かべるだけで、極上の濃厚チキンスープとして楽しめます。

このスープ、何せ「鶏肉、水、酒、塩」だけで作られた実にシンプルなもの。でもだからこそ、雑味のない「本当に綺麗な味」というのがピッタリなおいしさなんです!

 

冷蔵庫で1日寝かせたゼリーのようなチキンスープ。

冷蔵庫で1日寝かせたチキンスープはまるでゼリーのようにプルンプルン!


こちらは冷蔵庫で1日寝かせた後のスープ。まさに、ぷるんぷるん!見ただけでコラーゲンたっぷりなのがわかりますよね?

 


応用編

「私はドラムチキンの煮込みとそのスープを使って、こんな料理を作ってます!」ということで、いくつかの例をご紹介させていただきます。


【鶏野菜ラーメン】

鶏野菜ラーメン(盛付け例1)。

鶏野菜ラーメン(盛付け例1)。

鶏野菜ラーメン(盛付け例2)。

鶏野菜ラーメン(盛付け例2)。

まさに、チキンもスープも自家製のあっさりヘルシーなラーメン。野菜を入れて煮る分、野菜の水分でスープの味が薄くなります。

なので、塩味はお好みに応じて調整してくださいね。ごま油を小さじ1〜2杯プラスすると、コクが出てオイシイですよ!

なお、写真は用意できなかったのですが、私は生麺で作るインスタントタイプの豚骨ラーメンに、チャーシュー代わりにこのドラムチキンの煮込みを入れて食べるのが大好きです!

最初は「豚骨スープにチキンってどうなの?」って、半信半疑でチャレンジしてみたのですが、豚骨スープのコク深い旨みに、このやわやわチキンがぴったりなんです。

茹でたチンゲン菜やもやし、半熟ゆで卵なども一緒に添えるとボリュームたっぷり!見た目も豪華になるうえ、栄養バランスも良くなると思いますよ。


【アジアンチキンライス】

アジアンチキンライスの写真。

卵や野菜を添えれば、立派な献立に。

チキンにタレ(ネギの白い部分のみじん切り5cm分、砂糖小さじ2、ごま油小さじ1、醤油大さじ2、酢大さじ2を混ぜ合わせたもの)をかけるだけ。ゆで卵や野菜を添えれば、バランスの良い献立に早変わり。


【タイカレー】

タイカレーの写真。

すでに火の通ったチキンは時短料理の強い味方。

タイカレーの具材の一つとしてチキンをプラス。チキンはすでに火が通っているので、多少なりとも時短になります。鶏肉がやわやわ、ジューシーでおいしい。もちろん、和風のカレーでもOK!

また、温めてかけるだけのレトルトカレーにチキンをオン!すれば、あっという間にゴージャスなカレーに変身!一緒に野菜ジュースを飲めば、野菜不足も解消できる「超時短料理」になりますよ!


【冷やし中華】

冷やし中華の写真。

やわやわジューシーなチキンはどんな料理にも合う万能素材。

具材がたっぷりすぎて、麺が埋まってて見えませんが(笑)、これ私のお気に入りの冷やし中華です。

冷やし中華って、それだけだとお腹がいっぱいにならない時がありませんか?

私は冷やし中華一品でお腹をいっぱいにしたいのと、野菜も豊富に摂取したい!ということで、我が家の冷やし中華はこの形に落ち着きました。

皆さまは、お好みで具材の量を調整していただければ、と思います……。

ちなみに、タレ(砂糖大さじ5、醤油大さじ4、酢大さじ5、固形、もしくは顆粒の鶏がらスープの素大さじ1/2、ごま油大さじ1.5)は、タッパーなどフタ付きの容器に入れてシャカシャカ振ると、すぐによく混ざって便利ですよ!

甘めのタレですが、私はこれが好き。具材の量が少ない時は水で薄めるなどしてタレの濃さを調整してくださいね。多めに作って冷蔵庫に入れておけば、一週間はラクに保ちます。

 

 

まとめ

このチキンの煮込みは、ご紹介した応用料理以外にも、活用用途は工夫次第で無限大?かと思います。

また、チキンはもちろん、スープも冷凍保存しておくととっても便利!いろいろな煮込み料理に使えるのはもちろん、一品おかずが足りない時の野菜スープにしたり、胃が疲れた時のあっさり雑炊のベースなどにも使えます。

身体に良いのはもちろん、老若何女問わず、まさに美肌効果にもバッチリ!なはず。ぜひ、いろいろな料理にご活用くださいね。