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現役LA留学生が実感する「LA留学に持ってくるべきもの、そうでないもの」

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実は私、普通に聞いたら「え?その年で!」と、びっくりされるようないい年でありながら、現在アメリカ、LAに語学留学をして早3年と数ヶ月が経とうとしています(苦笑)……。

当初予定では、まる1年で日本に戻る計画でいたのですが、いざ1年経ってみると、「やっぱり英語ってそんなに簡単に身につくものじゃない!(私だけ?)」とつくづく実感。

結局、延長に延長を重ねて、今に至っております。

そこで今回は、これまでの私の経験や実感をもとに、LA留学をする時に「日本から持ってきた方がいいもの」と「LAに持ってきても使わなかったもの。もしくは、普通にLAで手に入るから持ってくる必要のないもの」をご紹介したいと思います。

意外なものが手に入りにくかったり、高かったり……。あるいは、むしろ日本よりも安いかも?!と思えるものがあったり、こればっかりはこちらで暮らしてみなければわかりませんよね?

LA留学だけでなく、LAへの旅行の際にも、ぜひお役立ていただけると幸いです!

 

 


「日本から持ってきた方がいいもの」編


●薬類

日本からLAに持ち込んだお薬セット

日本からLAに持ち込んだお薬セット

私の場合は、初めてLAに留学するときから、写真のように「頭痛薬」、「胃薬」、「虫刺され用かゆみ止め」、「バンドエイド」、「湿布(使い切ってしまったため、現在、写真にはなし(泣)」を「お薬セット」として持参しました。

特別の持病があるわけでもなく、偏頭痛持ちでもなく、胃腸もいたって健康!な私の場合、おかげさまで日本にいても滅多に薬などを飲むことはないのですが……。

やっぱり、最低限の薬は必要よね?と自問自答した結果、この「お薬セット」に落ち着いたというわけです。

で、実際のところ、この中で一度も使ったことがない薬は「胃薬」のみ。本来、薬の中でも日常生活の「ど定番」とも言える胃薬を使わずに住んでいるのは、おそらく私が驚異的に胃腸が強い体質(父親譲り)だから、というだけの理由かと思います。

一番、使用頻度が高いのは頭痛薬。というのも、私はこの頭痛薬を頭痛薬としてだけでなく、「風邪薬」としても使用しているからなのです。

風薬といえば、以前は特定の「総合感冒薬」なるものを使っていました。でも、身体がその薬に慣れてしまったのか何なのか、あるタイミングからその薬の効きが悪くなっただけでなく、その薬を飲むと便秘になるなど、むしろ体調が整わないようになってしまったんです。

そこで、薬局でこの頭痛薬を購入する際に薬剤師の方にその話をしたところ(専門的なことは良くわかりませんが)、「初期症状の風邪なら、むしろこの頭痛薬の方が効きますよ」とアドバイスされたのです。

以来、「ちょっと風邪っぽいかなあ」という時には、早めにこの頭痛薬を服用。実際、それで充分、大事には至らずに済んでいます。めでたし、めでたし。

また、虫刺され・かゆみ止めもあって大正解!LAの気候は暑くてもドライですし、蚊も気になるほど飛んではいないと思うのですが……。

なぜだかこちら、そこそこ新しいアパート(日本で言うところのマンション規模のもの)に入居しても、備え付けで絨毯が敷かれていることが結構あるんです!

そのせいなのか、変な話、ダニ?など謎の虫に刺されることがあるんです……。でもLAの場合、頭痛薬やちょっとした睡眠薬などなら、わざわざ薬局へ行かなくてもスーパーなどで簡単に手に入るのですが、「虫刺され用の薬」ってあまり見かけないような気がするんですよね……。

使わないときはまったく使わないのですが、使い出すと結構使います。やぱり季節的なものなのかもしれませんね。なので、日本から持っていくのがベスト!かな、と思います。

さらに、私の場合、目薬は日本にいた時に花粉症気味だったことと、スギ花粉にかかわらず、ホコリなどのちょっとしたアレルギーに反応して目がかゆくなりがちだったので、その際に使用していたモノを持参。これは大正解でした。

というのも、私の場合、目の質が弱いのか何なのか、どうも疲労がたまってくると「ものもらい」ができやすい傾向にあるらしいのです。

それで、LAに来てからも、2~3度ほど「ものもらい」になりかかったのですが、「う、まずい。目がかゆい。まぶたもちょっと赤く腫れてきてるし……」というくらいな状態の時に、この目薬をこまめに注すようにしてました。そうすると、翌日には必ず、ほぼ完治!するんですよね。

そんなわけで、私の経験からすると、目薬はただの疲れ目用などを選ぶよりも、結膜炎やものもらい用を選ぶ方がオススメかな、と思っています。

LAにだって当然病院はありますが、何しろ医療費がバカ高い!もちろん、留学用に長期の海外旅行保険にも加入してはいるのですが、やっぱり言葉のカベもゼロではないし、3年以上住んではいても、できれば病院には行きたくない、というのが本音……。

それに、欧米の人たちって私たち日本人に比べて大柄な人が多いせいか、私たちが飲むとちょっと「強い」と感じる薬が多いというか、やっぱりアジア人とは体質が違うというか……。

実際、1、2度だけ、友人に教えて貰った市販の睡眠導入剤を飲んだことがあるのですが、その時もほんの半錠(通常は1〜2錠を服用するように説明されているもの)飲んだだけで、10時間ぶっ通しで寝られました(驚)。そもそも、その錠剤の粒がまた、デカイ!んですよね(笑)。

でも、具合が悪い時にまで、「この薬、私の体質に合うかな?本当に大丈夫かな?」とか、そんなことを気にしながら飲むのってすごいストレスですよね?

ですから、最低限の「お薬セット」は、自分の体質に合ったものを日本から持参するのがやっぱりオススメ!と思います。


●電子辞書

3年以上前から使い込んでいる電子辞書

3年以上前から使い込んでいる電子辞書

いまどき、英単語なんていくらでもネットで検索できるじゃん!私たちにはいつだって、強〜い味方のグーグル先生がいるじゃん!

そうでもなければ、英単語用のアプリをダウンロードすれば、それで充分なんじゃないの?

電子辞書と聞くと、そんなふうに思う方もたくさんいらっしゃることでしょう。実際、私もスマフォを使ってネット上で英単語の意味を調べることもあります。

でも、ネットでの検索って、調べたい単語を入力してからそのデータがネット上で送られ、その結果が表示されるまでの時間がどうしてもかかりますよね?

もちろんWi-Fiの接続状況にもよるし、それがネット検索の宿命!といえばそれまでなのですが、私にはやっぱりその時間がまどろっこしいんです。

しかも、私の場合、現在受けているTOEFLの授業中に英単語を調べることが多々あるのですが、あれをいちいち、ネットで検索していた日には授業のスピートに追いつきません。

だから、英単語を入力しさえすれば瞬く間にその意味が表示される電子辞書が手放せない!というのが実情なんですよね。

でも、これって私がいい加減おばさんだから、スマフォ時代についていけてないだけの?と思いきや、20歳そこそこの日本人クラスメートの子でも、やっぱり日本から買ってきた電子辞書を愛用してる子もいますから、感じることは一緒のようですよ!

 


●乾電池

定番の単2・単3の乾電池

定番の単2・単3の乾電池。日本から持ってきたものが底を尽きたので、こちらはLAで購入

私が日頃愛用しているツールの中で乾電池を必要とするものといえば、まずは電子辞書。あとは、部屋のカギにキーホルダー代わりにつけている携帯用の懐中電灯のほか、ホットケーキなどをはじめ、ちょっとした料理やお菓子などを作るために日本から持ち込んだ電子スケールなどがあります。

人によっては、スマフォの非常用充電器として乾電池式充電器をLAに持ち込むこともあるでしょうし、そうなると結構な本数の乾電池を必要としますよね?

一度新しいものに交換すれば、そう急激に電池切れすることはないでしょうが、もしもの時を考えるとやっぱり乾電池は予備を持っておきたいもの。

というのも、実際、私はLAに来てしばらくの間、どんなお店で乾電池が買えるのかの見当もつかず、「BEST BUY」という日本でいうところのヤマダ電気やビックカメラのような家電量販店でしか手に入らないものと思っていました。

というのも、スーパーなどに食料品の買い出しに行った時に乾電池売り場を探しても、見当たらなかったからなんです。

でも、「BEST BUY」のような家電量販店は規模が大きいせいか、さすがのLAでも郊外に店舗を構えていることが多く、私が暮らすダウンタウンには皆無。

わざわざ数本の電池だけを買いに行くために、交通費をかけてまで「BEST BUY」に行くって、なんだかな~と思っていました。

でも、そもそもLA留学をするにあたって、いろいろな留学手続きの代行サービスをお願いした会社で配布された留学準備マニュアルの中にも、乾電池は必携アイテムとしてピックアップされていたため、とりあえず予備は持ってきていたんです。

そうして、LAでの生活に慣れてくると、日本と同じように普通のスーパーにも乾電池が売っていることに気づいたのですが、売り場はちょっとわかりにくかったりもします。

スーパーによっては限定のレジ脇の鍵付きケースの中に入っていて、レジ担当のスタッフに声をかけてケースを開けてもらって買う、なんていう面倒なパターンもあります。

なので、単2や単3など、さまざまなアイテムに頻繁に使われている乾電池に関しては、とりあえず日本から予備を持ってくることをオススメします。

 

●キーライト

キーホルダー代わりに部屋のカギにつけたキーライト

キーホルダー代わりに部屋のカギにつけたキーライト。コンパクトでも明度抜群!

私の場合、このキーライトを買った最大の目的は、何と言っても普通の懐中電灯代わりに使いたい!と思ったこと。

というのも、なぜだか私、いずれも幸い大事には至っていないのですが、旅先のホテルで夜中に2回も、ボヤ騒ぎに遭遇したことがあるんです。

だから、私にとってマイ懐中電灯は、必須中の必須アイテム。LAの馴染みのない部屋で暮らすにあたって停電になった時にも役立つと思い、どうせ買うならコンパクトでありながらも、広範囲に照らすことができる明度の高いものを、と探して購入しました。

結果、日本から持って行って大正解!寝る時はいつも枕元に置いて寝ていますが、なんだかこれ一つあるだけですごく心強いんです。

LAでは夜間はできるだけ出歩かないようにしていますし、夜でも通路が明るいアパートに住んでいるため、普段は鍵穴を見つけるためにキーライトを使う必要はありません。でも先日、ニューヨークの郊外でコテージ風のホテルの部屋に泊まった時には、本当に重宝しました。

小さな森で囲まれているような場所に部屋が位置していたので、外出先から戻った時には夜9時前とはいえあたりは真っ暗。ガキ穴を探すのに、文字通りこのキーライトが活躍してくれました。

もちろん、キーホルダー代わりに家のカギにつけることで、カバンの中に入れた家のカギが見つけやすくなるというメリットもあります。

 


●ストッキング

ストッキング

LAでは手に入りづらい各種ストッキング

写真奥が通常の厚さ、色薄めのナチュラルタイプのストッキング。手前がちょっと厚手のカラータイツになります。

日本から持ってくるのに少しでも荷物を軽くするため、パッケージから出してしまいましたが(念のため)、いずれも新品です。

手前のカラータイツはちょっと厚手なので、春・夏のLAの気候を考えると、確かに手に入りにくくて当然なのかな?とは思います。

でも、LAの冬って、もちろん日本の比ではありませんが、それなりに寒くはなるんですよ。実際、私は12~2月頃になると、毎年ジャケットやコートをしっかりと着込みます。ブーツだって履きますよ!

ですから、冬場ならこの程度の厚さのタイツは普通に売っていても良さそうなものなのですが、少なくとも私はファッションを取り扱っている普通のショップで、こういったオシャレっぽいカラータイツを見ことはありません。

ましてや!写真上のこの薄手のストッキングが本当にないんです!!!!
日本では夏場でも、つまりどんなに暑い時でも普通にストッキングを履いたりしますよね?でも、LAにはこの手の薄手のストッキングを履く習慣が、そもそもないんですよね。

だから、ある時、私が通う語学学校で、日本人の若いクラスメートの子に「そのストッキングどこで買いました?」って聞かれて、「ああ、これ日本から持ってきたの」と答えたら、

「あ~やっぱりそうですよね~。こっちはそういうストッキング、どこ行っても売ってないですもんね~」って、やっぱり私と同じことを感じていたようでした。

もちろん、LAは特に春・夏の季節は素足でも充分なくらいの温暖な気候です。だから、ペディキュアをした素足にサンダル!っていうのも、ホント可愛くていいと思います。

でも、私はやっぱりストッキング派!思うにLAの人は体感温度が高いのか何なのか、たいして暑くもない時でも冷房が効きすぎていることが多々あるんです。

今のアパートに引っ越してくる前にしばらくの間滞在していた日経のホテルも、冷房の効きが良すぎてとっても寒かったんですよね。

たまたま出くわした見知らぬ若い日本人カップルの男性も、思わずエレベーターホールで「寒っ!」と、漏らしていることがありました。

そんな状況なので、ストッキングを一枚履いているだけでも、それなりの冷房対策になったりするんですよね。

あとは何と言っても、私にとっては「素足よりも脚がキレイに見える!」のが魅力。肌色の調整もストッキングの色である程度効きますし、引き締めや補正効果もありますよね?

というわけで、LAでも日本にいるときと同様、日常的にストッキングを履いて過ごすことをお考えなら、ぜひ、日本から持っていくことをオススメします。

ちなみに私は3~6ヵ月に一度、日本に帰国しているのですが、ストッキングはそのたびにまとめ買いをしてLAに持ち帰ってくる「必須アイテム」の一つです!

 


●クレンジングリキッド・クレンジングシート

日本製のクレンジングオイル&シート

LAで買うとエラく高価になってしまう日本製のクレンジングオイル&シート

私の感覚で言うなら、これはもう絶対に日本から持ってきた方がいい!という必須中の必須アイテムです。なぜかと言えば一言スバリ、「LAで買うとモノスゴク高い!」から。

ただし、これは特に日本製のものの場合、です。それもそのはず、日本製の製品はLAで購入すると輸入品扱いになります。だから、その分高くなって当たり前ではあるのですが……。

にしても高い!だって私、最初にLAで売っている日本製クレンジングオイル(ちなみにメーカーは写真のものとは異なりますが)の値段の高さを見た時、「え?なにこれ?え?えええ? 」と、最初は値段の見間違いを疑い……

いや、やっぱり合ってる、と確認した後には、「これがこんなに高く売れるんなら、今度、日本に帰るタイミングで大量に仕入れて、こっちでこの値段で売って荒稼ぎしたいんですけど!」って、マジに思いましたから(笑)。

具体的に言うなら、日本で買う値段の3倍は確実。日本で買っても元値の高いハイブランドのクレンジングオイルやシートならまだしも、日本の場合、スーパーでも買えるような商品なら、ドラッグストアなんかに行ったら、さらに安く買えたりしますよね?

だからその感覚に慣れていると、この値段のツリ上がり方には、いくら輸入品とはいえ、ホント度肝を抜かれます(笑)。「え?これ詐欺じゃない?」ってな感じでしょうか?

「クレンジングオイルやシートくらい、別にLAで普通に売ってるもので構わないし」という方の場合は、そこまでの値段を払わなくても手に入るのかな?とは思います(探したことがないので、明確なところはわかりませんが……)。

でも、お肌がそんなに丈夫じゃなかったり、ある程度のこだわりがある方の場合は、特に「顔」に直接使うものである以上、化粧品と同じように自分のお肌に合う、使い慣れたものを使いたいと思いませんか?

私も、アメリカの国内旅行の際に、うっかり普段使っているクレンジングキッドを持っていくのを忘れてしまい、ホテルのアメニティのクレンジングシートを使ったことがあります。

でも、そうするとやっぱりメイクの落ちが悪かったり、シートの肌触りが合わなかったり、あるいはシートの匂いが気になったりで、あまり心地よく使えた試しはありません。

「肌の美しさは、きちんとお化粧を落とすことから始まる」って、よく言いますよね?

だから、クレンジングオイルやシートは、やはり自分の肌に馴染んだ、使い勝手のいいものを、ぜひ日本から持ってくることをオススメします。

 

 

●ボディーシャンプー・ヘアシャンプー・コンディショナー

日本製のバス用品

やはりLAで買うと高価な日本製のバス用品

バスタイムに欠くことのできないこの3点セット。こちらもクレンジングオイルやシート同様、日本から持ち込むのがオススメのアイテムです。

日本製のクレンジングオイルやシートほどではありませんが、日本製のボディーシャンプー・ヘアシャンプー・コンディショナーなどをLAで買おうと思ったら、日本で買うのに比べて2~3倍の値段は覚悟した方がいいと思います。やはり輸入品扱いになりますからね。

でも、化粧品と同様、女性の場合は特に、シャンプーやコンディショナーにはこだわりたいですよね?ヨーロッパと違って、LAの水(お湯)は髪を洗ってもキシキシすることはないと思うのですが、こちらの製品は通常、私には正直ちょっと匂いがキツイかな?という感じ。

洗い上がりもやっぱり違うような気がするし、これはやはり欧米人とアジア人では髪質が違うからなんでしょうか?

ところでリトル東京と呼ばれる地域をはじめ、LAには日系のスーパーマーケットも各地に点在しています。ですから、日本製のヘアケア用品を手に入れることはさほど難しくはないと思うのですが、とはいえ手にはいる種類は限られています。

しかも、スーパーで買う分には特に問題ないのですが、ある時、スーパーでは売っていなかった商品をジャパニーズビレッジと呼ばれる観光地の中にあるショップで買おうと思ったら、なぜだかID(パスポートなどの身分証明書)を求められた経験があります。

この時、私はIDを持っていなかったため、結局商品は購入できませんでした。余談ですが、こういうことを避けるためには、IDはホテルなどのセキュリティBOXに保管するのではなく、携帯した方が良いかもしれません。ただし、くれぐれも失くさないように注意してくださいね。

私はロングヘアなので、ヘアケア用品が自分の髪質に合わないと悲惨なことになってしまいます。だから、余計にこだわらざるを得ないとも言えるのですが、私は日本に帰国するたびに使い慣れたバス3点セットを大量に買い込んで、スーツケースに詰め込んで帰ることにしています。

 

 

 

「LAに持ってくる必要のないもの」


セキュリティ用のワイヤー(チェーン)式ロック

ワイヤー式ロック

見るからに頑丈そうなワイヤー式ロック

これはやはり、留学手続きの代行サービスをお願いした会社のスタッフの方に「留学する際にはぜひ、これを持って行った方がいい、というオススメのものはありますか?」と聞いた時に、勧められたアイテムでした。

でも、実際は使いませんでした……。

こういうものって、もしかしてホストファミリーの家に同居したり、学校のドミトリーで暮らしたり、あるいはルームメートと部屋をシェアする場合には役に立つアイテムかもしれません。

実際、ホストファミリーの家の子どもの友だちが遊びに来た時に、軽い気持ち?で、ある生徒のラップトップを持って行ってしまったことがある、なんていう話を聞いたこともあります。

ドミトリーやシェアハウスにしたところで、赤の他人同士が家賃を抑えるために同居生活をする場です。お互い信頼関係の置ける旧知の仲というわけではありませんよね?

イラストで描かれた、ワイヤー式ロックの使い方の例

イラストで描かれた、ワイヤー式ロックの使い方の例

 

となると、盗まれたくない大切なものはカギのかかるスーツケースを金庫代わりにして、外出する時は必ずその中に仕舞う。そして、ちょっとやそっとでは持って行かれない家具などとスーツケースを写真のようなカギで結んでおけば安心!とう使い方ができるはずですね。

ただ、私の場合、今暮らしているアパートが見つかるまでの間はホテルに滞在していました。そして、今は一人暮らしです。

LAは家賃をはじめ何かと物価が高いので、正直一人暮らしだと生活費がかさみます。ただ、私は若くもないし、キッチン、お風呂、トイレなどをシェアしたり、常に人に気を使わなければならないストレスを考えると、多少経費がかかっても一人暮らしは譲れない条件でした。

特に私の場合、食費を安く抑えたいことと、それなりに健康的なものを食べたいということもあり、自炊は必須!だから、使いたい時に使いたいだけキッチンが使えることが、まずは部屋探しの一つの大きな条件でもあったんです。

そんなわけで、念願叶っての一人暮らしが実現。おかげで、ここまでセキュリティーにこだわったカギを使う必要には迫られませんでした。

ただし、これはあくまで現在の私の住環境の場合のこととも言えるはず。他人と一緒に生活する環境を選ぶ場合は、検討の余地あり、かもしれません。

 


ドライバーセット

ドライバーセット

日本から持ち込んだドライバーセット

日本にいた頃には、たま~に使うことがあったドライバーセット。そう思って日本からLAに持ち込んだのですが、実際に使ったことって、正直これまで一度もありません……。

というのも、私はLAに来てから、ベッド以外の5つほどの組み立て式家具をIKEAやネットで購入し、自分で組み立てた経験があります。

でも、組み立て式家具を買うと、それを組み立てるのに必要なドライバーや細かな工具がセットで付いてくるんですよね。

で、その中にはプラス、マイナスのドライバーなど、メジャーな道具は必ず入っているため、最低限必要なドライバーや工具は自然と手に入ってしまった、という感じ。

例えば、自分で組み立てた椅子のネジが緩んだら、組み立てる時に使った工具を使えばもちろんバッチリですし、ドライバーなどのメジャーな道具は使い回しもできる、というわけです。

ただ、もちろん、自分で家具を組み立てる必要のない方もいるでしょう。とはいえ、こう言った道具はそこまで緊急性を要するものではないように思うので、「どうしても必要!」という場面になったらLAで調達する!ということで良いのではないでしょうか?

まず、日本からLAに留学するにあたっては、ドライバーセットの重さの分、何か他のものを持ってくる方がお得な気がします。

 

窓のカギ(追加セキュリティ用)

窓ガラスの隙間に挟んで使うタイプのカギ

窓ガラスの隙間に挟んで使うタイプのカギ

写真のように、窓ガラスの隙間に挟んで使うタイプの鍵です。もともと付いている窓の鍵だけではちょっと心配!という時のお役立ちアイテムですね。

ただし、女性の場合、決してセキュリティーが良いとは言えない1Fに住むことはあまり気乗りしませんよね?

で、2F以上に位置する部屋を選ぶ場合には建物の作りにもよりますが、人がやすやすと入ってこられるような作りにでもなっていない限り、こんなカギを使うほどの防犯は必要ないのかもしれません。

ただし、私が部屋探しをしていた時には、「●円以下のアパートもあるにはありますが、セキュリティー面での保証をしかねるので、ウチでは紹介できません」などと、人の足元を見るような上から目線で豪語する不動産屋もありました。

なんだかんだ、それだけLAには日本と違って安全ではない場所もある、ということですよね。だから、こういったカギが必要かどうかは、あくまでもその住環境によりますね。

ただ、現在私が住んでいるアパートは上層階なので、幸いなことにこのカギを使うことなく暮らせています。

 


●防犯ブザー

スヌーピーの防犯ブザー

防犯ブザーを持つことで、テンションを下げないようにと選んだスヌーピー

これ、一見すると「一体何?」と思うかもしれませんが、実は防犯用のブザーです。スヌーピーの頭のところからチェーンを引き抜くと、びっくりするような大きな音が出る仕組になっています。

見た目にも可愛いのでちょっとしたマスコット代わりにもなるし、カバンに入れたり、キーホルダーとしてどこかにつけて、持ち運ぶことができるから重宝します。

日本からLAに留学してくる時、私の頭の中は「なんてったってアメリカだし、LAは危険な街!」という思いでいっぱいでした。

それは、留学手続きなどを代行してもらった会社のスタッフから「たとえ昼間でも、スーパーの裏の人影があまりない場所などには行かないほうがいい」といったアドバイスを受けていたせいもあります。

日本とは違って、さぞかし危険なところなんだろうな、と想像していたので、「自分で自分の身を守らねば!」と購入したのがこの防犯ブザーだったんです。

でも、防犯ブザーを持っているってこと自体、それだけ危険なところで暮らしてるっていうことを意味するわけで、あまりテンションの上がることじゃないですよね?

だからこそ、せめて見た目の可愛いもので、テンションをあげたかったんですよね……。で、選んだのがこのスヌーピー。

とはいえ、初めのうちこそ、語学学校の午前中の授業に行くときでも持ち歩いていましたが、特別危険な場所を通るわけでもなく、危ない思いをしたこともないので、そのうち持ち歩かなくなってしまいました。

という観点から必要のないアイテムとして選びました。

でも、私の友人の韓国人女性のルームメートは、まだ夕方の5時過ぎだというのに、ちょっと木陰でタバコを吸っている時にいきなり不審人物に殴られて怪我をした、なんていう不運な事件を聞いたこともあります。

ですから、生活スタイルや住んでいる地域によって、あるいは、リスクヘッジという意味では、決して持っていてソンするものではないのかもしれません。

 

 


まとめ

日常生活で使う消耗品などは「高い」とはいっても、何万円もするものではありません。とはいえ、消耗品だからこそ気がつくと結構、値がかさむものでもあるので、無駄な出費を抑えるためには、日本から持ってくるのも一つの方法かと思います。

今回ご紹介させていただいたアイテムは、あくまでも私自身の観点やこれまでの経験から選んだものです。ただし、中には「こんな商品、LAのどこで買えばいいの?」と思うようなものが多く含まれているかと思います。

ですから、ここでは「LAに持ってくる必要のないもの」の中に挙げられているモノであっても、ご自身の観点や生活する地域などを考慮して、「必要」、「不必要」の判断をして、場合によっては「LAに持ち込むべきアイテム」として選ぶヒントにしていただけたらと思います。

こういったアイテムは、LA留学だけでなく、LA旅行に役立つこともあるかと思います。皆さんがぜひ、楽しいLA生活を送れることをお祈りしています。